2019年11月19日 - つぶやき この美術館には、沢山の茶室がある。庭の緑を愛で楽しみお茶のお椀の感触を楽しみお茶から 人生を学ぶらしい建築家であった我が亡き父は、茶室建築の依頼がくると炭に火を入れ 茶釜でお湯を沸かし お抹茶を立てながら茶室の構想を練っていた。その時の顔つきは 穏やかだった。鉄拳の父の穏やかなる顔を思い出させるのも この静かさゆえかも知れない。語らいを見つめお送りを眺めていた。