奥入瀬渓流を後にして 今回の修学旅行の目的の一つ 熊先生の岩手県在住時代を振り返るを遂行するため 車は八戸から盛岡そして釜石と移動したんだ。

面積が広い岩手県 熊先生は仕事の話は一切家族にはしないし おらも一切聞かない これは結婚した時から暗黙のルールとなってる。だから 岩手県での仕事はどうだったかはわからない。

熊先生の頭の中で 何かを確認してるのだけはわかった。

釜石での夕飯は・・・

はまゆり飲食店街内にある


呑ん兵衛横丁


ここは仮設飲食店街でプレハブの仮設の建物の中で営業されている


竹寿司ここお寿司屋さんは70歳を過ぎた老夫婦が店を切り盛りしている

そこで握り鮨をいただいたの。

お通しのさざえがめっちゃうんまかった。


もちろん 握りずしはピカイチ 今まで沢山の土地で食べ歩いたおらにとってこのお寿司のしゃりもネタも最高だった。


親父さんが 笑顔で食べてるおらを見てとても嬉しそうだった。

この鯛の荒汁も濁りのない味だった。


親父さんの話は 胸を打った。

震災から今日まで一番うれしかったのは 阪神大震災の犠牲者の方々が高野山に慰霊塔を建ててくれたことだ。

親父さんと熊先生が話し込み 熊先生がかつてない饒舌で 私が今まで知ることもなかった 岩手県時代の葛藤や苦労話を聞くことができた。

そして熱を帯びて話す姿は今まで一度も見たことがない違う横顔をしていた。