私が文章を書くようになる大きなきっかけになった方がいる。
小中学校の先輩で日本のアンデルセンと言われている浜田広介先生で広介先生が図書館のほとんどの本を寄贈してくださり 自然相手の娯楽以外何もない所で寄贈された本を大事な友人のような感覚で読み 文章を書くようになった。
その先生の記念館に行くのが私の実家に帰ったときの恒例行事なのだ。
まずは小高い丘にいる鬼さんにごあいさつ
鬼さんは 自分が悪者になれば大事な友達に人間の友達ができると思ったけど 私は自己犠牲と言う言葉も行為も嫌いだ。誰しも悪にならないようにそうありたいと願ってる。
池の周りの花 あやめなのか花菖蒲なのかよくわからないんだ。
このすり鉢の底で暮らした18年間を思いだしているうちに日は落ちてきて
明日は父の七回忌 祖父の五十回忌 散歩に出る前に夕方まですべきことを済ませてきたけどやはり家の中が気になるね。
家に帰ろう。父ちゃんも爺ちゃんも大好き。子供の頃もおばちゃんになっても みんなに可愛がって育ててもらったから 人を大事にしたいのだと思うんだ。
愛しい里の夕景 眼に焼き付けて