幼馴染から 宅配便が届いた。

中身はなんだろうな?と

銀座 鈴屋の甘納豆

開けてみたら

うふふふと笑みがこぼれた。

さっそくいただきました。

お互い三兄弟の三人とも同級生 そして末っ子の私たちは 学校こそちがえど同じ学問をまなび 同じ会社に入社し 高校をでてから音信不通だったのに会社の担当者ブロック会議で再会したんだよね。

男の人しかいない会議に私が一人目立たないように隅っこにいても 誰しも会場に入ったらぐるっと見回して あのちっこくなってるのは誰だ?なんて思ってる矢先に地区本部長から 指名を受けて 立ち上がった私 みんなが注目してる中に幼馴染の君の顔を見つけたんだっけ。

休憩時間に走り寄ってきてくれた時の事 なんでここにいるんだべ?とか嬉しいとか懐かしいとか頭の中が混乱したこと昨日の事のように覚えてるよ。

あれから25年近く経ち 将来の伴侶が決まった時もお互いに紹介しあい 家族が増えたり減ったり 

慶びも悲しみもすべて 私たちの人生だね。

立春が過ぎたとはいえ まだまだ本格的な春はきません。

お体ご自愛ください。

追伸 手紙に書いてあったとおり いただいたお豆食べて 厄払いしました。 

    いつも気にかけてくれて本当にありがとう。

 ちっこいころから 呼ばれてた名前で閉めようと思ったけど ちょっと恥ずかしくて書けないから 『ああ やっぱりちっこい時と変わらないで何かあると泣きべそかいたまんまだな』と笑ってやってください。