お釈迦様に稚児たちが甘茶を掛けて お誕生祝いをしたあと 着替えの為に客殿へ戻った時の一コマです。

稚児が 履物を片づけようとしていた時

親御さんが お子さんに「履物のお腹とお腹を合わせて 置くんだよ」と教えてました。



なかなかうまくいかず 鼻緒どうしを重ねてみたり あべこべにしてみたり親御さんは根気よく 何度もゆっくりと 「お腹を合わせてごらん お友達がやった通りにするんだよ。」と話すのです。



上手くいった瞬間




わたくしは、この稚児の歴史的瞬間に立ち会わせていただいたような気持ちになりました。
 
手を貸してやれば一瞬で済むこと まして人前では慌ててしまうのに 親御さん声一つ変えずずっと声を掛けてて 稚児さんも短気を起こさず一生懸命色々とやっていて 

(`・∀・´)めちゃ嬉しくて 思わずパチパチ

  ・・・ゆうみ 今まで三日間 「わたくし」なんて気取ってたけど 子供の頃 稚児行列に混ぜてもらって 着物のすそ踏まないように歩いたことしか覚えてないっけの。昔から かなりのドジだから。。。おら。。。ズボンにズックが似合うめんこい悪ガキだったんだ。 

龍寶寺 花祭り シリーズ アルバムにしてみました。