３月１７日

今回の地震で亡くなられた方に哀悼の意を表し　被災されたみなさまにお見舞い申し上げます。

１１年前の３月１７日　父の訃報を受け　吹雪の中　私は家族と共に　実家へと急いだ。

電車は全く動かず　高速バスだけが移動できる唯一の手段だった。

何時間も郷へ向かう高速バスをバス停で待ち　そして普段の数倍もの時間を費やして南にある郷へ戻った。

今年の３月１７日　離れて暮らす家族の元におり　前日の大きな揺れで　我が家がどうなったのか心配になり

高速バスに乗り北にある我が家に向かった。

あの時と同じ　高速バスだけが移動の手段だった。

１１年前と同じ東北自動車道なのに　地震と言うキーワードは同じだけど

揺れ動く気持ちは違っていた、

高速バスを降り　仙台の街中は、路面のブロックが浮き上がっていたり　ショーウィンドウのガラスが割れていたりしていた。

家の中は　物が散乱し足の踏み場もない状態で今日２１日になってもまだ見つからない物まである。

今年の３月１７日の空は、あの日の空より明るかった。

だから　希望を持とうと思う。

北の国では　戦争が起き　血で地を染めている。

そこからしたら　日本は平和。

この平和が，真のものであり　恒久であれととみに願う。

世界中が、日々佳き日でありますように

SMAP- Triangle