すみっこに

お店を閉じた居酒屋さんの玄関先に見つけたの。

確か植木鉢に咲いてた朝顔　種がこぼれ落ちてこうして咲いたんだね。

壊れたプランターを隠れ蓑のようにして身を守って

心の中でこの朝顔の花を両手で包みたい衝動にかられた。

どこから　語ればよいのだろう。

この沈黙に近い半年をどう語ればよいのだろう。

思い込むより　徒然なるままに　そして　すべてこれからにつながるように

そう考えています。

２月両目の手術で入院し　３月末までの安静期間の中で　病室や自宅でずっと藤井風の曲を聴きながら

目の回復への期待と不安の中　覚えきれない程の夢を描いていました。

手術しなければ　失明する　その恐怖から無事脱出することができました。